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インドでは「カレー」 という名の料理はなく、必要なスパイスを組み合わせて使います。“インド料理の中の「スパイシィでとろりとした煮汁のある料理」を西洋料理ではカレーと呼ぶ”と、インド料理の本では定義付けているようです。「カレー」という言葉の由来は、タミール語説、ヒンズー語説等、諸説があります。
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タミール語で「ご飯にかけるタレ状のもの」を意味する「カリ」という説。
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インド人やスリランカ人の人々が常食にする「スパイシィなかけご飯」の総称である「カリ」という説。
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ヒンズー語の神に供える「野菜ご飯」=「カリ・アムドウ」という言葉の「ご飯にのせる具」を意味する「カリ」という説。
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ヒンズー語で「香り良いもの」・「おいしいもの」を意味する「ターカリー」に由来するという説。
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お釈迦様が不老不死の薬としてスパイスを市民に与えた時に、民衆が「おいしい」という意味で叫んだ「クーリー」に由来する説。
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1595年「東方案内記」 リンスホーテン(オランダ)
インド人が「カリール」と呼ばれるスープ状のものをご飯にかけて常食してるという記載。
1681年「セイロン史」 ノックス(イギリス)
スパイスをたっぷり含んだ“汁っぽい料理”を「カリーズ」として記載
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