レトルトカレー博物館


 北海道と言えばスープカレーの聖地。その他のカレー専門店の陰が霞んでしまうほどの盛り上がりを見せている。しかし、レトルトカレーという点で言えば、スープカレーの商品が登場するまでには意外と時間がかかったイメージがある。製造工程が従来のカレーと違うからなのか、全国区で浸透するにはまだ早いとの判断があったのか、ブレイク後しばらくたって大手食品メーカーがようやくスープカレーを発売した。その後、コンビニとのタイアップで『マジックスパイス』のカレーが登場、それに追随するかのように、『南家』、『天竺』、『木多郎』の人気3店舗もレトルト化を実現。ご飯がなくてもスープ感覚で十分楽しめるタイプのスープカレーもあるから、今後、このタイプの商品は増え続けていくだろう。
 一方、古くから頑張っているのが函館の2店舗である。豊富なラインナップを揃える『五島軒』。なかでも昆布カレーは宇宙飛行士の若田氏が宇宙食として採用したことでも有名。また、『小いけ』は店主のこだわりがぎっしり詰まったカレーである。また、北海道の美しい大自然がパッケージにデザインされた『富良野カレー』シリーズも見逃せない。新鮮で豊富な野菜に目をつけた企画で北海道ならではの味を実現している。  この他、たらば蟹、ほたて、かきなどの魚介類や、ジンギスカン、熊、エゾ鹿、トドに至るまで目を疑うようなレトルトカレーも存在する。広大な大地が育んだバラエティ豊かなカレーが楽しめるのが特徴なのである。


日本のレトルト食品文化 | 北海道 | 東北 | 関東 | 北陸・甲信越 | 中部 | 関西 | 中国・四国 | 九州・沖縄




1つ上にに戻る

カレー博物館トップへ